乳がんにかかりやすい条件 トピックス

乳がんにかかりやすい条件

乳がんになったことのある人(新たに反対側にできる相対危険度:6.0) 親姉妹などの近親者に乳がんにかかった人がいる(相対危険度:2.8) 生涯出産経験がない(相対危険度:3.0) 30歳前に出産を経験していない(相対危険度:1.7) 初潮が早く、12才以前にあった人(相対危険度:1.9) 閉経が遅く…
健康食品やサプリメントと薬(医薬品)の違い トピックス

健康食品やサプリメントと薬(医薬品)の違い

健康食品やサプリメントは、薬(いわゆる医薬品)と違い、人間が服用した場合の有効性と安全性を確認することが義務づけられていません。 特に乳がん治療中の人は、健康食品やサプリメントを服用する際に、病気や治療にどの程度影響が出るのか、担当医によく相談しましょう。 薬(医薬品)は、薬事法という厳しい法律に基…
喫煙と乳がんとの関係 トピックス

喫煙と乳がんとの関係

喫煙が、多くの生活習慣病の発症や肺がんと関連があることが知られています。 健康維持のためには、禁煙を強くお勧めします。 煙草の煙には がんの引き金になる物質や、血管を収縮させる物質など数多くの化学物質が含まれています。 喫煙によって肺がん・心臓病など生活習慣病を発症するリスクが高まり、特に肺がんの発…
アルコ-ル摂取と乳がんとの関係 トピックス

アルコ-ル摂取と乳がんとの関係

1杯の基準は、日本酒なら1合、ビールなら中ぐらいのグラスや小さめのジョッキ1杯、ワインならワイングラス1杯などが目安です。 アルコール飲料の摂取が乳がん発生に関係あるエストロゲンに影響を及ぼす可能性のある報告が一部にはありますが、アルコール飲料の摂取がどのようなメカニズムで乳がんの発症に影響を与える…
大豆イソブラボンが多く含まれる食品 トピックス

大豆イソブラボンが多く含まれる食品

大豆イソフラボンは、みそや豆腐、油揚げ、納豆などで多く摂ることができます。 大豆イソフラボンは、体内に入ると、女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをします。 エストロゲン作用により更年期障害を軽減するのにも役立つとされる大豆イソフラボンです。 他方、大豆イソブランを適切に摂取した場合、乳腺に対して…
イソブラボンと更年期障害の緩和 トピックス

イソブラボンと更年期障害の緩和

一方で、更年期障害のためにエストロゲンなどの女性ホルモンを服用した場合に、乳がんの発生のリスクが高まる可能性が指摘されています。 ただ、大豆食品を多く食べると乳がんの発症リスクを高めるという証拠はなく、心配ありません。 また、イソフラボンのサプリメント服用も、乳がん発症のリスクを高めることは証明され…
大豆イソブラボンの摂取と乳がん予防との関係 トピックス

大豆イソブラボンの摂取と乳がん予防との関係

イソフラボンを大豆食品からではなく、サプリメントの形で服用した場合に、乳がんの発症が減るという証拠はありません。 イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造をしており、「植物エストロゲン」とも呼ばれます。  少量であれば抗エストロゲンとして作用し、多量だとエストロゲンの作用が強まる…
乳がん検診について トピックス

乳がん検診について

乳がん検診で行う具体的な検査 問診で症状などを確認した後、視診、触診、超音波検査とマンモグラフィをします。 しこりは超音波検査で発見されやすく、早期の乳がんで見られる微細石灰化はマンモグラフィでしかわからないことが多いです。 2種類の画像検査を受けることで、より正確な結果がわかります。 特に、若い人…
乳がん手術後の脂肪注入による乳房再建 トピックス

乳がん手術後の脂肪注入による乳房再建

乳房脂肪注入術の流れ:①腹部や太ももから脂肪を吸引。   ②採取した脂肪を遠心分離器にかけ、油滴・脂肪細胞・血液成分を含んだ水分に分ける。   ③脂肪細胞のみ少しずつ注射器で筋肉や皮下組織注入し、その後人工乳房(シリコン)を入れます。 乳房脂肪注入の問題点: 生着率(注入した脂肪細胞が吸収されずにし…
乳がん手術後の人工乳房に保険適用 トピックス

乳がん手術後の人工乳房に保険適用

自費診療ではこれまで100万円ほどかかっていた患者負担が、大きく軽減されます。仮に保険が使えれば、年収約200万~約800万円の場合、月額の自己負担上限は約8万円程度で済みます。 日本では、年間約9万人が乳がんを発症しますが、そのうち約2万人が乳房全摘手術を受けています。 乳房再建には、①お腹や背中…