乳がん検診のマンモグラフィ検査で石灰化があった場合について|大阪の乳腺外科たかはし乳腺消化器クリニック  

乳がん検診のマンモグラフィ検査で石灰化があった場合について

 カテゴリー3以上の微細石灰化病変に対してマンモグラフィを使ったステレオガイド下マンモト-ム生検を行った結果、乳がんと診断がついた症例のうち浸潤性乳がんはわずかに9.5%にすぎず、そのほとんどが非浸潤がん、微小浸潤がんです。  
腫瘤非蝕知の微細石灰化病変を示す乳がんの場合の石灰化は、そのほとんどが乳管内(すなわち乳汁が流れる細い管の中)に限局しています。  
 そのため、微細石灰化病変の形態でまず大事なことは、石灰化の大きさです。  腫瘤非蝕知の微細石灰化病変を示す乳がんの石灰化は、ほとんどが乳管内に限局しているため、大きな石灰化はまず良性が多いです。 
 乳がんの石灰化の特徴は、拡大して見ると「角張っていてトゲトゲしている」ことが多い。 
ただし、粗大石灰化は一般的には良性が多いのですが、その石灰化の一部に「角張っておりトゲトゲしている部分がある」が集簇した病変があり、生検にて非浸潤がんと診断される場合があるので注意が必要です。
 一般的にカテゴリー4と5の石灰化病変は超音波(エコ-)検査で病変が描出される場合が多くなります。 よって超音波を使った針生検か超音波ガイド下マンモト-ム生検ができるために、ステレオガイド下マンモト-ム生検を必要とする場合が少ない。 これに対してカテゴリー3の石灰化病変は、超音波検査で診断できない場合が多いので、ステレオガイド下マンモト-ム生検が行われている。 
 しかし、ステレオガイド下マンモト-ム生検は、侵襲が大きいだけでなく高価なため負担の大きな検査です。   
しかもカテゴリー3でのステレオガイド下マンモト-ム生検で乳がんと診断される症例は、わずか4%にすぎず過剰に生検を行っていると考えられます。
 過剰な生検検査を避けるためには、微細円形石灰化病変はカテゴリー3-1とし、淡く不明瞭、多形性あるいは不均一石灰化はカテゴリー3-2とした場合に、カテゴリー3-1は、経過観察とし、カテゴリー3-2以上をマンモト-ム生検の適応とする方がよい。

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