トピックス 19 4月 2021 自覚症状がなければ、定期検診を受けなくてもいいですか? 乳がん患者の8割は、自分でしこりに気づいたのを契機に受診しています。 痛みやはれ、炎症、しこり、乳頭分泌などの症状がある場合は、すぐにでも受診しましょう。 もし異常や自覚症状がない場合でも、早期発見のために1年に1回は定期的乳がん検診を受けましょう。 異常があっても必ずしも乳がんであるとは… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 女性ホルモンの重要な働きについて 乳がんの70%が、女性ホルモンの影響で増殖し大きくなっていきます。 ホルモン療法は、女性ホルモンの分泌を抑えたり、女性ホルモンを働かせないようにします。 結果、乳がんが増殖し大きくなるのを抑え、再発や転移を予防することができるのです。… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 乳がんの腫瘍マーカー 乳がん以外でも値が高くなるマーカーや乳がんがあっても値が高くならない人もあり、幾つかのマーカーの変動を検査しながら、治療効果や術後の状態をフォローするのに使われています。 乳がんでは、CEAやCA15-3、NCC-ST-439と呼ばれるマーカーか主に使われています。 乳頭の分泌液に含まれる腫瘍… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 病理検査で「乳がんの顔つきが悪い」というのはどのようなことでしょうか。 乳がんの顔つきとは顕微鏡で見た、がん細胞の形から判断され、悪性度 (グレード分類)で分けられます。 悪性度は腋窩リンパ節転移が陰性なのに再発してくる可能性を予測したり、術後の抗がん剤治療を決めたりするのに役に立ちます。… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 アガリクス、メシマコブなどの民間療法は、乳がん治療に効果があるのでしょうか? 乳がん治療において民間療法(代替医療)の効果、安全は確かめられていません。 民間療法としては、ある種の植物や人工合成物の服用、気功や運動療法、さらに温泉療法など、様々なものが宣伝されており、120種類以上あるといわれています。 ほとんどが患者さん主体で行われているため、その実態が正確に把握されていな… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 マンモグラフィはいつ頃撮影するの? 乳房は月経が始まる前後で、痛みや乳房が硬くなったりすることがあります。できれば月経が終ってから1週間頃までの乳房が柔らかい時期に検査を受けましょう。… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 マンモグラフィはなぜ圧迫するの? 乳房の内には乳腺があります。 乳腺を左右(上下)に広げることで、異常な腫瘤や石灰化の周囲にある正常乳腺組織を薄くしてやることができ、病変部の描出力と解像力がアップします。 乳腺の内にある早期乳がんを見つけることができます。 しかも、被曝線量を減らすことができます。 1cm薄くなると約50%程度減少し… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 乳がんの初期症状について 初期の乳がんでは、食欲が無くなったり体調が悪くなるといった全身症状はほとんど ありません。 このため、唯一の手がかりともいえる乳房の変化を放置していると、がん細胞は増殖し、乳腺だけにとどまらず、わきの下のリンパ節や肺、骨、肝など全身に広が り、命を脅かすことになってしまいます。 乳がんについての正し… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 最新の乳がんの動向 最近の日本での乳がん罹患数(新たに乳がんと診断される数)は、年々増えており、ここ30年あまりで5倍以上に増加して、1年間に女性がかかる全てのがんの中で1位となって約9万人となっています。 毎年およそ1万5千人以上の方が、乳がんで亡くなっています。 しかも、生涯のうちに乳がんにかかる人は199… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 乳がんと女性ホルモンの関係 乳がんが増加している背景には、女性の社会進出に伴う晩婚化などで乳腺がエストロゲンにさらされている時間が長くなったことが要因として考えられています。 また、閉経後は、エストロゲンが脂肪細胞で作られるため、閉経後に肥満している 女性では、乳がんのリスクが高くなるとも言われています。… 続きを読む