思春期・若年成人女性の乳がんと乳がん検診について

15~39才の女性が、どれくらい乳がんを発症するかについてのお話です。


2018年5月の統計によると年間に乳がんなる割合(罹患率)は、日本では人口10万人あたりに対して
15~19才で14.2人、20才代で31.1人、30才代で91.1人となっています。 


総人口あたりすると15~19才で約900例、20才代で約4.200例、30才代で約16.300例と推計されています。 
この統計から乳がんは20代から増え始め、30~39才女性にとっては罹患率第1位のがんとなり、全体の22%を占めます。 


若くても乳がんに発症する女性が少なからずおり、気になる症状があればできるだけ早く乳腺外科を受診し、
また症状が無くても早い時期から乳がん検診を受けられることをお勧めします。