トピックス 19 4月 2021 マンモグラフィはなぜ圧迫するの? 乳房の内には乳腺があります。 乳腺を左右(上下)に広げることで、異常な腫瘤や石灰化の周囲にある正常乳腺組織を薄くしてやることができ、病変部の描出力と解像力がアップします。 乳腺の内にある早期乳がんを見つけることができます。 しかも、被曝線量を減らすことができます。 1cm薄くなると約50%程度減少し… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 乳がんの初期症状について 初期の乳がんでは、食欲が無くなったり体調が悪くなるといった全身症状はほとんど ありません。 このため、唯一の手がかりともいえる乳房の変化を放置していると、がん細胞は増殖し、乳腺だけにとどまらず、わきの下のリンパ節や肺、骨、肝など全身に広が り、命を脅かすことになってしまいます。 乳がんについての正し… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 乳がんと女性ホルモンの関係 乳がんが増加している背景には、女性の社会進出に伴う晩婚化などで乳腺がエストロゲンにさらされている時間が長くなったことが要因として考えられています。 また、閉経後は、エストロゲンが脂肪細胞で作られるため、閉経後に肥満している 女性では、乳がんのリスクが高くなるとも言われています。… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 乳がんにかかりやすい条件 乳がんになったことのある人(新たに反対側にできる相対危険度:6.0) 親姉妹などの近親者に乳がんにかかった人がいる(相対危険度:2.8) 生涯出産経験がない(相対危険度:3.0) 30歳前に出産を経験していない(相対危険度:1.7) 初潮が早く、12才以前にあった人(相対危険度:1.9) 閉経が遅く… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 健康食品やサプリメントと薬(医薬品)の違い 健康食品やサプリメントは、薬(いわゆる医薬品)と違い、人間が服用した場合の有効性と安全性を確認することが義務づけられていません。 特に乳がん治療中の人は、健康食品やサプリメントを服用する際に、病気や治療にどの程度影響が出るのか、担当医によく相談しましょう。 薬(医薬品)は、薬事法という厳しい法律に基… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 喫煙と乳がんとの関係 喫煙が、多くの生活習慣病の発症や肺がんと関連があることが知られています。 健康維持のためには、禁煙を強くお勧めします。 煙草の煙には がんの引き金になる物質や、血管を収縮させる物質など数多くの化学物質が含まれています。 喫煙によって肺がん・心臓病など生活習慣病を発症するリスクが高まり、特に肺がんの発… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 アルコ-ル摂取と乳がんとの関係 1杯の基準は、日本酒なら1合、ビールなら中ぐらいのグラスや小さめのジョッキ1杯、ワインならワイングラス1杯などが目安です。 アルコール飲料の摂取が乳がん発生に関係あるエストロゲンに影響を及ぼす可能性のある報告が一部にはありますが、アルコール飲料の摂取がどのようなメカニズムで乳がんの発症に影響を与える… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 大豆イソブラボンが多く含まれる食品 大豆イソフラボンは、みそや豆腐、油揚げ、納豆などで多く摂ることができます。 大豆イソフラボンは、体内に入ると、女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをします。 エストロゲン作用により更年期障害を軽減するのにも役立つとされる大豆イソフラボンです。 他方、大豆イソブランを適切に摂取した場合、乳腺に対して… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 イソブラボンと更年期障害の緩和 一方で、更年期障害のためにエストロゲンなどの女性ホルモンを服用した場合に、乳がんの発生のリスクが高まる可能性が指摘されています。 ただ、大豆食品を多く食べると乳がんの発症リスクを高めるという証拠はなく、心配ありません。 また、イソフラボンのサプリメント服用も、乳がん発症のリスクを高めることは証明され… 続きを読む
トピックス 19 4月 2021 大豆イソブラボンの摂取と乳がん予防との関係 イソフラボンを大豆食品からではなく、サプリメントの形で服用した場合に、乳がんの発症が減るという証拠はありません。 イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造をしており、「植物エストロゲン」とも呼ばれます。 少量であれば抗エストロゲンとして作用し、多量だとエストロゲンの作用が強まる… 続きを読む