乳がん検診について

乳がん検診で行う具体的な検査

問診で症状などを確認した後、視診、触診、超音波検査とマンモグラフィをします。

しこりは超音波検査で発見されやすく、早期の乳がんで見られる微細石灰化はマンモグラフィでしかわからないことが多いです。 2種類の画像検査を受けることで、より正確な結果がわかります。

特に、若い人や出産経験の無い人は乳腺が発達しており、マンモグラフィでは鮮明な画像が撮りにくく、超音波検査と組み合わせる方がより良いです。
問診
しこりや痛みの有無、最終月経日、初潮の時期、妊娠・出産の有無、病歴、家族にがんにかかった人がいるかどうか等を質問します。

視触診
しこりの有無、皮膚のひきつれ、くぼみ、分泌物の有無などを乳房から脇の下にかけて、まんべんなくチェックします。

超音波(エコー)検査
乳房にゼリ-を塗り、超音波をあて、反射して返ってきた音波をその場で画像に映すことで、小さなしこりでも見つけることができます。 また、具体的なしこりの大きさがわかります。 検査時間は約5~10分です。マンモグラフィ
乳房専用X線撮影装置です。 圧迫板で乳房をはさみ、薄く均一に伸ばしてから上下、斜めから撮影します。 撮影時間は約5分です。 乳がんで見られる微細石灰化の発見に有効です。 ただし超音波検査との併用が望ましい。

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