院長あいさつ

Greetingごあいさつ

• 京都・奈良・大阪などで乳腺外科・消化器を専門として約20年間修練してまいりました。20年もの大阪を中心とした乳腺疾患に関わる医療の現場で、乳がんなどの病気に対する不安、乳がん検診・乳がん診療などの検査に対する不安、医師や技師に対する不安などが、患者さんにとっていかに大きなものであるかを日頃より感じる機会が多々ありました。
• 乳房の診察にこられた患者さんの羞恥心は計り知れず、また肛門診察や大腸内視鏡検査を受けにこられた患者さんの、他人の前に自分のお尻をさらけ出すことの羞恥心も同様にかなりのものです。特に大病院では、患者さんの診察にあたる医師と検査を行う医師が異なる場合も多く、患者さんにとっては複数の人間に自分の恥ずかしい部分を診てもらわねばなりません。
• こういった患者さんの不安を少しでも解消できるようにと考え、暖かさを感じる環境のもとで患者さんのプライバシーが保護できて、不安をできるだけ少なくできるような乳腺と消化器を専門とした当院を開院いたしました。
• 当院では、私自身が診察をし、検査を行い、また治療までを一貫して行います。近年、乳がん患者数は増え続けてきております。それに反して乳腺を専門とするクリニックの数は非常に少ないのが現実です。一人の専門医に一貫して診てもらいたいという患者さんにとって、期待にこたえられるようなクリニックづくりをおこなっていきたいと思います。
• 院長　京都大学　医学博士　孝橋　慶一

当院の診療方針

• 大阪で乳腺外科の不足から、いち早く開院し、長きにわたり、乳がんについての診療を続けながら、今日に至ります。大阪上本町の乳腺外科として、乳腺症や他の良性乳腺疾患の診療に対しても、梅田、本町、天王寺、難波（なんば）、鶴橋、奈良からも胸のしこりや痛みで通院される患者さんを診てきました。
• 当クリニックでは、乳がん検診はもちろん乳腺疾患の診察から検査、治療までを一貫して行っております。
  また、高性能のマンモグラフィ機器を導入し、より安全で確実な乳がん検診と乳腺外来を心がけております。
  （当院では、日本医学放射線学会や乳がん検診学会など、関係学会に認定されている最先端のマンモグラフィを導入しております。）
• 乳がんは、女性の8人に1人の割合で年間約9万7千人以上の女性が新たに発症するがんです。
  女性にとっては、最も多いがんで第1位となっています。およそ年間約1万5千人の方か、乳がんで亡くなっています。残念なことには、患者数は年々増加の一途です。欧米の乳がん検診は80％と高く、それに対して日本の乳がん検診の受診率は20％とかなり低くなっています。
• ただ、全てのがんと違いなく乳がんは、早期で見つかれば助かる可能性が高くなります。症状が出てからの検査では、すでに遅い場合があり進行したがんで見つかるケ―スが多々あります。
  自覚症状があまり出ない早期のがんを見つける事ができれば、命を落とすことが限りなく少なくなってきます。 何よりも早期発見・早期治療が大切になってきます。
  当院では、乳房に自覚症状ない方でも毎年1回の乳がん検診をお勧めいたします。